MMジョイントとは?

MMジョイント

MMジョイント「マトリクス502埋設ジョイント」
橋梁用埋設型伸縮継手装置 NETIS登録番号:QS-090019-VE

MMジョイントは弾性及び付着性に優れた特性を持つバインダー材を使用した防水性と耐久性に富んだ埋設ジョイントで、その高い防水機能によりジョイント部からの漏水を防止し、橋梁端部の損傷を防ぎ、橋梁全体の耐久性の向上、LCCの低減に繋がります。

標準断面図

品質性能

NEXCOの「埋設ジョイント性能照査基準」を満たしています。

◆混合物の配合試験参考値および基準値

舗装混合物(表層)の試験方法に準じ、MMジョイントが舗装(表層)と同等の性能を有することを確認しました。

試験項目 試験細目(単位) 判断基準 試験方法
 マーシャル安定度試験 安定度(kN) 3.5以上 試験便覧B001※1
フロー値(1/100㎝) 20以上
残留安定度(%) 75以上
ホイールトラッキング試験 動的安定度DS(回/㎜) 800~ ※2
(3,000)~
試験便覧B003※1
チェーンラべリング試験 すりへり量(㎠) 1.9未満 試験便覧B002※1
すべり抵抗性試験 (BPN) 60以上 試験便覧S021‐2※1

※1 日本道路協会:舗装調査・試験法便覧、平成19年6月
※2 大型交通量:(上段)軽中交通 5000台/日/一方向未満  (下段)重交通  5000台/日/一方向以上

◆実物大供試体試験

実物大供試体試験により伸縮性能・耐久性能を確認

試験項目 供試体の温度 繰返し回数 判断基準 試験方法
連続試験
(耐久性能試験)
15℃±3℃ 6000回※3 損傷・変状がないこと NEXCO試験法437
伸縮性能試験
(圧縮試験)
60℃±3℃ 15回 損傷・変状がないこと
伸縮性能試験
(引張試験)
-10℃±3℃ 15回 損傷・変状がないこと
水張り試験 任意
(凍結しない温度)
  漏水無いこと

※3:15年相当(365日×15年=5475≒6000回)

選定基準

適用条件

項目 適用基準
 適用橋種  RC橋・PC橋・鋼橋
 伸縮量  40㎜以下
 遊間量  75㎜以下
 斜角  60度以上
 施工幅  標準500㎜ (固定:400㎜~600㎜ 可動:500㎜~600㎜)
 施工厚  50㎜~150㎜ (歩道部は、別途検討)
 活荷重による桁回転の段差量  6㎜以下
 恒常的に渋滞が発生しない箇所であること。
 車両の発進、停止が頻繁に発生しない箇所であること。
 MMジョイントの接合部の既設舗装が、老朽化していないこと。

施工手順

カッター工
旧ジョイントの撤去
不陸調整工
バックアップ材設置、
プライマー、バインダー塗布及びギャッププレート設置

遊間部にバックアップ材及びギャッププレート設置
プライマー及びマトリクス502バインダー塗布

マトリクス502合材混合
マトリクス502合材舗設
バインダー塗布
転圧
D骨材散布 D骨材を散布し、50℃以下になるまで養生
完了


全景写真

主な使用機械

溶解釜
ショットメルター(溶解釜)
溶解釜2

ショットメルター(溶解釜)で、マトリクス502バインダーを193~210℃に加熱する

施工事例写真


名神 竹田高架橋 (施工:平成23年6月)

九州道 向佐野橋 (施工:平成22年11月)

特徴

◆防水性

付着性・伸縮性に優れたマトリクス502バインダーを塗布することで漏水を防ぎます。


床版と舗装との境界にマトリクス502バインダーを塗布
施工前の漏水状況
施工後、約2年の状況

性能試験状況


実物大供試体試験 略図

実物大供試体を用いた伸縮および耐久性能試験状況


試験終了後の供試体状況(連続試験)

水張試験状況

伸縮、耐久性試験後でも損傷の発生はなく、水張試験を実施し優れた耐久性と防水性が明らかになりました。

技術資料

MMジョイントに関する技術資料集です。


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